2018/02/19 Category:

地点×赤々舎 連続企画展『About the photographs, About us, Asia』開催のお知らせ

 

 

 

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©Yehlin Lee "Raw Soul"  2017

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©Ryuichi Ishikawa  "home work"

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©Seung Woo Back  "Blow up"

 

この度アンダースローでは、李岳凌(台湾)、石川竜一(日本)、Seung Woo Back(韓国)という、東アジアを拠点に国際的に活動する写真家による展覧会を2018年3月〜6月までの間に連続で開催します。

 
ともに京都に拠点をおく地点と赤々舎との交流は、地点のアトリエ「アンダースロー」の雑誌『地下室』発行とともに始まり、昨年4月には石川竜一写真展『草に沖に』を共同で開催しました。普段は稽古場兼劇場として使用されているアンダースローの空間特性を活かしたスリリングな展示は高い評価を受け、500名あまりの来場者が訪れ、互いに刺激しあう演劇空間と写真表現を楽しみました。
 
普段は演劇のための空間として観客が集う場所に、写真家による視点が、私たちの時代が、どのように立ち現れるのか。会場では赤々舎の既刊写真集もご覧いただけます。お飲物片手に、ゆっくりお過ごしください。
 
 
地点×赤々舎 連続企画展『About the photographs, About us, Asia』
 
 
李岳凌『Raw Soul』 2018年3月14日(水)〜26日(月)
石川竜一『home work』 2018年3月28日(水)〜4月19日(木) *会期が当初より一週間延長になりました
Seung Woo Back『Volatile Judgement』 2018年5月24日(木)〜6月24日(日)
 
OPEN 13:00-20:00 
会期中無休 『Raw Soul』『home work』展覧会初日は18:00よりOPEN
会場:アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下
料金:一般800円 学生500円 いずれもワンドリンク付 
シリーズ共通チケット 一般通常2,400円のところ2,000円 *会期中会場にて販売
主催:株式会社赤々舎、合同会社地点
 
李岳凌(リー・ユエリン)
1976年、台湾台北生まれ。2016年、Young Art Taipei「ポートフォリオレビュー グランプリ」受賞。2017年、写真集『Raw Soul』刊行(赤々舎)。サウンドアートの創作から写真に転じた。境界のない眼差しが、謎や混乱のなかに存在する未知の光景を映し出す。http://www.yehlinlee.com
 
石川竜一
1984年沖縄県生まれ。2014年、『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』を刊行し、第40回木村伊兵衛写真賞受賞。他、主な写真集に『adrenamix』『CAMP』、『okinawan portraits 2012-2016』

Seung Woo Back (ベク・スンウ)
1973 年韓国生まれ。2002年中央大学大学(韓国)院修了、2005 年Middlesex University大学院(英国)修了。Gana Beaubourg Gallery(パリ)、On Photography(フランクフルト)で個展を開催するなど、精力的に活動していたが、2007年インサアートセンターにて開いた個展『Real World』をきっかけに韓国に帰国(同シリーズはイギリス Portfolio 誌の表紙を飾った)。以降、ソウルを拠点に活動する。2016年には韓国の国立現代美術館が主催する Korea Artist Prizeを受賞。日本でも写真家・川内倫子と携帯電話のカメラで撮影した写真をメールでやり取りした記録をまとめた写真集『Composition No.1』が昨秋刊行されるなど、近年ますます注目されるアジアを代表するアーティスト。