2019/06/19 Category:

地点『三人姉妹』『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』トーク連続開催!

 

 

2015年の初演から再演が待たれていた地点『三人姉妹』。5/27-6/2の初演を経て、再びKAAT中スタジオに戻ってくる『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』。

2本立て公演を記念して、連続トークを行います。ゲストは2012年の『コリオレイナス』サンクトペテルブルク公演以降、地点を度々ロシアに招聘しているプロデューサー、オリガ・ニキーフォロヴァ。両作品の関連性・対照性はもちろん、ロシアにおける地点の活動や演出家・三浦基をどのように評価するかなど、ロシアの演劇事情を含めて、現代におけるチェーホフのテキストや演劇と劇場の可能性について語ります。聞き手となる三浦基からは、この6月に最初のオーディションを行い、本格的にクリエイションが始まった、ボリショイ・ドラマ劇場(BDT)『罪と罰』の現場からの実感や疑問がぶつけられるかも!? 

 

『三人姉妹』2019年7月9日(火)19:30開演の回終了後

『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』2019年7月14日(日)19:30開演の回終了後

*いずれも通訳つき

 

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オリガ・ニキーフォロヴァ(Ольга НИКИФОРОВА) 

演劇評論家、ドラマトゥルク。オムスク・ドラマ劇場、ヤロスラヴリ・ヴォルコフドラマ劇場、サンクト・ペテルブルグ・リチェイニー劇場などの文芸部門長やプロデューサー、モスクワ・フィルハーモニー・ドラマ部門長を歴任。現在はモスクワの前衛小劇場であるプラクチカ劇場の国際交流・フェスティバル部門長を務める傍ら、ロシア各地およびクロアチアのドブロヴニク・アートフォーラムなど世界の演劇フェスティバルのプロデュースを手掛けている。現在、ゴールデンマスク賞選考委員。1998年、オムスク・ドラマ劇場による安部公房原作『砂の女』(ヴラジーミル・ペトロフ演出・1997年度ロシア国家演劇ゴールデンマスク賞受賞)の日本公演が行われた際には文芸担当責任者(ドラマトゥルク)として来日した。