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観衆に自らの肉を投げつけながら大女優の語る演技論・俳優論。

白雪姫と狩人、ふたりが語り合う噛み合わない真・善・美。
作家自身の父親像が投影された〈さすらい人〉による国家論。
一度聞いたら癖になるイェリネクの長広舌とひねくれたユーモアを、どうぞ!
 
「シューベルトの歌曲にちなむ死の小三部作」と副題のつく本作は、それぞれ、〈魔王〉〈死と乙女〉〈さすらい人〉と題された三部構成。第一部は母、第二部は娘、第三部は父と、そのまま作者自身の家族構成をなぞらえて読むことも可能だといいます。それにしても、長大なモノローグの応酬、そして一つ一つの単語や歌そのものに込められた暗喩・パロディ・言葉遊び ……。イェリネク戯曲に対する時はいつも、非ヨーロッパである日本で一体この上演が可能だろうか、と悩んでしまいます。ところがひとたび稽古を始めると、イェリネクが忍ばせたユーモアと、広げられた言葉とイメージの包容力に助けられるという不思議な体験を何度もしてきました。なかなか劇場以外では実感することのできない、身体が言葉に浸される快感、言葉が身体を必要としていることの感動がそこにはあります。未体験なんてもったいない! 地点がおくる渾身のイェリネクをどうぞこの機会に!
 
作:エルフリーデ・イェリネク 翻訳:谷川道子
演出:三浦基 音楽監督:三輪眞弘
出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平
 
舞台美術:杉山至 
衣裳デザイン:コレット・ウシャール 
衣裳製作:清川敦子 
照明:藤原康弘
舞台監督:大鹿展明 
制作:田嶋結菜
 
2019年
3月14日(木)20:00
3月15日(金)20:00
3月16日(土)20:00
 
開場は開演の30分前
上演時間:約70分
 
 
会場:アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下 地図はこちら
料金:一般3,000円 学生2,000円
 
予約
▶合同会社地点
WEB予約またはTEL. 080-6189-9226
▶ローソンチケット(取り扱いは1月18日10:00〜)
▷ TEL. 0570-000-407(オペレーター予約10:00~20:00 Lコード不要)
▷ローソン・ミニストップ店内Loppi[Lコード: 55418]
▷演劇最強論-ing(手数料無料・チケット代のみで購入可)
 
Macht nichts
 
Text: Elfriede Jelinek

Translation: Michiko Tanigawa

Music: Masahiro Miwa

 

This is the Japanese premiere of a play by Austrian Nobel laureate Elfriede Jelinek first performed in 2001. It followed previous Chiten stagings of Jelinek’s Kein Licht. (No Light.) in 2012 and Sports Play in 2016. Subtitled “Eine kleine Trilogie des Todes” (A Small Trilogy of Death) and drawing extensively on the songs of Schubert, the work is a continuation of the style Jelinek displayed in Sports Play, including the appearance of her father in the third section. Each of the parts of the trilogy, though, features a different setting. The first is about a star actress from the Burgtheater in Vienna, while the second deals with the fairy tale of Snow White.