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いったい誰が、私たちなんかを監視したがるのでしょうか、私たちは何でもありません、私たちは取るに足りない人間でしかありません、億万長者が私たちなんかに興味をもつはずがないでしょう、私たちが自分の客だというわけでもあるまいし、どうしてそんな人が、私たちを破滅させる発明のためにお金を払うというのでしょうか、私たちに、わざわざそんなことをするほどの価値はありません、私たちの生き残りはどこにいるのですか、どこにいればやられないですむのですか、どこに行けば客でありつづけることができるのですか。いったい、どこに行ってしまったのですか、客は。誰も来ないではありませんか。

 
 
2021年夏に独ハンブルクで初演された『騒音。見ているのに見えない。見えなくても見ている!』(原題:Lärm. Blindes Sehen. Blinde sehen!)を本邦初上演いたします。ホメロス『オデュッセイア』が引用され、人間を豚に変える女神キルケが登場、また、ハイデガーの『存在と時間』が重要なモチーフとなっているイェリネク最新戯曲。パンデミック下の陰謀論やメディアの狂騒、その行き着く先の不穏さが皮肉とユーモアを交えながら描かれています。
 
第7波、第8波と、寄せては返す波のように増減を繰り返す感染者数と『オデュッセイア』のイメージが掛け合わされたからなのか、テキスト中に頻出する「海」を手がかりに、コロナ下に自粛を求められた祭祀、自然や先祖に対して祈るという行為についても、劇場で観客のみなさんといっしょに考えてみたいと思っています。『光のない。』『スポーツ劇』に続く、木津潤平×三輪眞弘×三浦基のイェリネク最新作!どうぞお楽しみに!!
 
 
 
地点『騒音。見ているのに見えない。見えなくても見ている!』
 
 
作:エルフリーデ・イェリネク 
翻訳:津崎正行
 
演出:三浦基
音楽監督:三輪眞弘 
 
出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気
 
舞台美術:木津潤平 衣裳:コレット・ウシャール 照明:藤原康弘 音響:徳久礼子(KAAT)
舞台監督:大鹿展明 宣伝美術:松本久木 制作:田嶋結菜 外山りき
 
日程:   
2023年
2月16日(木)19:00
2月17日(金)19:00
2月18日(土)19:00
2月19日(日)15:00
2月20日(月)休演日
2月21日(火)19:00
2月22日(水)19:00
2月23日(木・祝)15:00
開場は開演の30分前
 
会場:KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
〒231-0023横浜市中区山下町281 TEL. 045-633-6500
 
料金:(全席指定/税込)
一般 前売4,500円/当日5,000円
学生 前売3,500円/当日4,000円
高校生以下 前売3,000円/当日3,500円
 
チケット発売日:
2022年9月17日(土)10:00〜
KAme先行発売 2022年9月10日(土)
 
チケット取扱: 
▽地点WEBShop https://chiten.theshop.jp *座席指定不可
▽チケットかながわ  0570-015-415(10:00〜18:00) https://www.kaat.jp
窓口 KAAT神奈川芸術劇場2階(10:00〜18:00)
▽チケットぴあ https://pia. jp[Pコード:514-875]
▽イープラス https://eplus.jp
▽ローソンチケット https://l-tike.com/chiten-souon/[Lコード:35575]
▽演劇最強論-ing(手数料無料 チケット代のみで購入可)https://www.engekisaikyoron.net/
 
 
主催:合同会社地点 
提携:KAAT神奈川芸術劇場
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興