劇団CHITEN
2025 アンダースロー / 撮影 : 松見拓也
巨匠とマルガリータ
「ところで、あなたをマルガリータが巨匠と呼ぶのはどうしてです?」
「それが彼女の泣きどころなのですよ。私の書いた小説を過大評価しているのです」
「何についてお書きになったのです?」
「ポンティウス・ピラトゥスについての小説です」
「いまのようなご時勢に?これは驚いた!なにかほかのテーマは見つけられなかったのですか?見せていただけませんか?」
「残念ながら、お見せできないのです」と巨匠は答えた。「暖炉で燃やしてしまったからです」
「失礼ですが、信じられませんね」とヴォランドが答えた。「そんなはずはない。原稿は燃えないものなのです」
作品概要
ウクライナ出身のブルガーコフはソ連期のモスクワで活躍した作家です。モスクワ芸術座で演出助手として働きながら小説や戯曲を執筆しましたが、殆どの作品が検閲の憂き目にあって上演中止や発禁になり、不遇のうちに病死しました。作者の死後30年あまりが経ってようやく出版された本作は、世界中で熱狂的に読まれる大ベストセラーになりました。悪魔ヴォランドや人の言葉を喋る黒猫のベゲモート、死者の大舞踏会といった奇想天外な物語の端々に、社会を覆う恐怖への抵抗、かつてはあったが今は失われてしまった「事物を描写する言葉の力」を取り戻そうという希求、赦し・救済・愛を疑わぬ強い力が滲みます。
ギミックを多用し、舞台でのみ可能なイリュージョンで構成するロマンチック・スペクタクル!
ギミックを多用し、舞台でのみ可能なイリュージョンで構成するロマンチック・スペクタクル!
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2025日程・会場2025.9.27-10.13 アンダースロー作作:ミハイル・ブルガーコフ翻訳翻訳:水野忠夫 岩波文庫版『巨匠とマルガリータ』
演出三浦基音楽空間現代出演安部聡子
石田大
小林洋平
金子仁司
岸本昌也
黒澤あすか
佐藤鈴奈
重実紗果スタッフ舞台美術:杉山至
映像:松見拓也
衣裳:コレット・ウシャール
照明:藤原康弘
宣伝美術:松本久木
制作:田嶋結菜協力kondaba
ぺぺぺの会主催合同会社地点助成京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業
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