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劇団CHITEN

2017 早稲田大学大隈記念講堂 / 撮影:松見拓也

ロミオとジュリエット

  • #海外戯曲
  • #空間現代
  • #シェイクスピア

どうした、ジュリエット?
話そう、もっと。朝じゃない。

作品概要
2012年『コリオレイナス』に続く、地点のシェイクスピアは『ロミジュリ』。焦がれる恋人たちの逸る気持ちに空間現代のリズムが伴走。主人公の若い二人以外の役どころをロレンス神父に絞り劇構造を明確化した。傾斜のついた墓碑の上で踏まれる反復横跳びのステップにより視覚化された「恋愛」と、それをとりまく「政治」「宗教」。
  • 2017
    日程・会場
    2017.1.21-22 早稲田大学大隈記念講堂 大講堂
    ウィリアム・シェイクスピア
    翻訳
    中野好夫
    演出
    三浦基
    音楽
    空間現代
    出演
    安部聡子 
    石田大 
    小河原康二 
    窪田史恵 
    河野早紀 
    小林洋平 
    田中祐気
    スタッフ
    舞台美術:杉山至
    照明:藤原康弘
    音響:堂岡俊弘 
    衣裳:常本教子 
    舞台監督:大鹿展明
    宣伝美術:松本久木 
    制作:田嶋結菜

    主催
    合同会社地点
    共催
    早稲田大学
    助成
    芸術文化振興基金

劇評

神も王も貴族もいない、ブルジョワ対プロレタリアートの階級構造も希薄な世界にわたしたちは生きている。だからここで階級関係を上演のために捏造し、不可能な恋、禁じられた恋という問題を無理に延命させても現代の悲劇を上演したことにはならない。(中略)言葉は、神にも観客にも届けられるわけではなく、ただ空間の中を激しく彷徨う。言葉は誰のものでもない。わたしたちは言葉を発する役者でも、言葉を聞くだけの観客でもない。ただ言葉を贈与されている存在だ。この意味で地点の発する言葉は祈りに近い。言葉によって可能になるあらゆるもの、恋も悲劇も何もかもをすべて受け止めて祈り、踊ることは、わたしたちの人間的な運命を新たな関係へと組み替える抵抗戦線なのである。                       

三浦翔
『NOBODY』ISSUE46 2017年2月刊 

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