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2025.3.4

地点『巨匠とマルガリータ』出演者オーディション開催のお知らせ

地点の新作、ブルガーコフ作『巨匠とマルガリータ』の出演者オーディションを行います。奮ってご応募ください。

・対象:20〜40代の俳優(男女2〜3名)
・本番日程:2025年9月27日(土)〜10月13日(月•祝)[予定]
・稽古日程:2025年7月7日(月)〜8月1日(金)、9月3日(水)〜26日(金)
・稽古及び本番は地点のアトリエ「アンダースロー」で行います
・出演料をお支払いします(チケットノルマ等の出演者負担はありません)

[選考]
■ 一次 書類審査 
・受付期間 2025年3月4日(火)19:00〜2025年4月5日(土)23:59
・申込フォーム(https://form.run/@MasterandMargarita)に必要事項を入力してお申し込みください。また、その際に写真 (バストアップ及び全身・3ヶ月以内に撮影)の提出が必須になります。
・応募された全ての方に2025年4月7日(月)までに合否を通知します。

■ 二次 オーディション……2025年4月12日(土)14:00-17:00
会場:アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下
・書類審査通過者に使用テキスト等詳細をメールにてお送りします
 
オーディションに関するお問合せは件名を「オーディションについて」とし、info@chiten.org 宛にお名前をご明記の上、質問をお送りください。メールへの返信で回答いたします。

作品解説

ウクライナ出身のブルガーコフはソ連期のモスクワで活躍した作家です。モスクワ芸術座で舞台監督として働きながら小説や戯曲を執筆しましたが、殆どの作品が検閲の憂き目にあって上演中止や発禁になり、不遇のうちに病死しました。本作も作者の死後30年あまりが経ってようやく出版され、以後、世界中で熱狂的に読まれています。悪魔ヴォランドや人の言葉を喋る黒猫のベゲモート、悪魔の大舞踏会といった奇想天外な物語の端々に、社会を覆う恐怖の存在、かつてはあったが今は失われてしまった「事物を描写する言葉の力」を取り戻そうという希求、赦し・救済・愛の存在を疑わぬ強い力が滲みます。

あらすじ

突如現れた悪魔ヴォランドはモスクワで無神論をぶっていた編集者ベルリオーズの死を予告し、実際彼は路面電車に轢かれ首が切断される。全てを目の当たりにしていた詩人〈宿なし〉のイワンは、悪魔の追跡を試みるも精神病院に入院させられてしまい、そこでキリストを処刑したポンティウス・ピラトゥスの苦悩を小説に書いた「巨匠」と出会う。恐怖にとりつかれた巨匠はかつて原稿を燃やしてしまったと語る。一方、ヴォランド一味はその後もモスクワで珍事件を引き起こし、巻き込まれた人々は次々と病院に収容される。巨匠の愛人マルガリータは巨匠と再び会うため、ヴォランドと契約して悪魔の舞踏会を主催する。二人は再会を果たし、小説も灰の中から蘇る。ピラトゥスを2000年の苦悩から解放すると、巨匠はマルガリータとともに永遠の住処へと去っていく。

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