6月末にスタートした演劇ブルペン、今週末はコレット・ウシャールによる「舞台衣裳」についてのレクチャーを開催します。
2014年に柔道着を仕立て直したドストエフスキー作『悪霊』の舞台で初仕事をして以来、本当に多くのクリエイションを共にしてきたウシャール氏による貴重なレクチャーです。(フランス語から日本語への通訳あり)
舞台衣装とはなにか、ファッションと衣裳の違いとはなにか、クリエイションのプロセスの三段階、出演者と演出家との対話、日本文化と自身の仕事との呼応について……。1979年からキャリアをスタートし、演劇のみならず、ダンス・オペラ・映画といった幅広いジャンルで「衣裳」をデザインしてきた氏の仕事の一端をご紹介しつつ、俳優の身体を包む「舞台衣裳」について改めて考える機会です。皆様どうぞお楽しみに!
演劇ブルペン レクチャー「舞台衣裳」
講師:コレット・ウシャール
日時:2024年8月24日(土)14:00-17:00
会場:アンダースロー 京都市左京区北白川久保田町21地下
参加費:2,200円(オブザーバー)
お申込み:演劇ブルペン予約フォーム
コレット・ウシャール
パリで服飾を学び、その後舞台衣裳を専門として1979年以降、ベルギー・ブリュッセルを拠点に、フランスやベルギー、ドイツで活動。衣裳デ ザイナーとして活躍する一方、ブリュッセルの王立コンセルヴァトワールで教鞭をとる。ベルギーのダンスカンパニー Compagnie Mossoux-Bontéや仏人演出家Jean-Claude Beruttiの演出するオペラ作品では長年に渡り衣裳を担当している。2012年の京都滞在中に地点と出会い、これまでに10作品以上の衣裳デザインを手がける。