2024/04/24 Category:

地点最新作『知恵の悲しみ』出演者決定!

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最新作『知恵の悲しみ』の出演者及び公演日程が下記の通り決定しましたので、お知らせします。

 

 

地点『知恵の悲しみ』

作:グリボエードフ 翻訳:倉橋健

演出:三浦基

 

出演:安部聡子 石田大 窪田史恵 小林洋平 秋元隆秀 金子仁司 岸本昌也 粂野泰祐 黒澤あすか 佐藤鈴奈 重実紗果 丹羽彩夏 増田知就 ピエール・カルニオ

 

公演日程:2024年9月21日(土)〜10月6日(日)

会場:アンダースロー

 

 

グリボエードフ『知恵の悲しみ』とは…

1824年に完成されたこの戯曲は、ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』やドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』でも引用され、ナボコフが『検察官』と並び称すべき唯一の戯曲と評した〈偉大なる喜劇〉。作中にちりばめられた名句はことわざや慣用句として現代のロシア語にすっかり定着しています。グリボエードフは代表作としてこの『知恵の悲しみ』のみを遺した寡作の作家で、デカブリストの乱への関与が疑われて流刑され、テヘランのロシア大使館を襲った暴徒の手により、37人の館員と共に惨殺されるという非業の死を遂げました。
古さを感じさせない言葉の瑞々しさ、アクチュアリティ、劇構造の巧みさが魅力の戯曲です。